能力を高めるための学習体系

経営学科の学習体系は、経営学、会計学、情報科学の基礎知識を偏ることなく 習得したうえで、自らの望む専門分野に関する能力を高めることができるようになっています。 つまり、経営学科では、教養科目に加えて、まず3コースに共通する 基礎科目(必修科目)を学んでいきます。そして、それを通じて興味を持つようになった コースの発展的科目を主として3、4年次に習得します。 この間には、学生諸君は 4年間にわたり、演習(ゼミナール)に必ず所属し、 学んだ知識や考え方を活かして、創造的に問題解決を図る能力を高めていきます。

3つのコースと特徴

経営学科では、まず基本をしっかりと身につけてもらうために、学科の必修科目 として、3分野の基本となる科目を共通に履修します。次に各自が特に深く学びたい分野を 経営コース、情報コース、会計コースの中から選んで、そのコースの専門科目を選択必修科目 あるいは自由選択科目として履修していきます。そして、3年次では、自分のコースの 研究演習を選択し、より専門的な学習を行ないます。それぞれのコースの研究演習を 効果的に学習していくために必要とされる科目が、各コースによって履修推奨科目群 として指定されています。経営学科の学生の皆さんは、どのコースを自分の専門分野として 学びたいかを決め、それに合わせて選択必修科目や自由選択科目の履修を 行なっていってください。経営学の分野では問題の分析とその解決方法を作り出すということが 要求されます。筋道を立てて考え、答えを出す能力、即ち「考える力」は、 経営学に限らず、あらゆる場面に通ずることです。経営学科では専門科目と教養科目を 有機的に連携させて学習することにより、「考える力」を身につけ、バランスの良い 人間を形成していくことを目指しています。

経営コース

企業等の組織を管理・運営していく経営の過程では、経営環境変化への対応やヒト・ モノ・カネ・情報といった経営資源の適切な配分や活用が必要になってきます。本コースでは、 組織の見方、社会の仕組み、人間の生き方を理解し、現実の組織の経営環境変化への対応について 問題点を発見し、各組織の資源を活用して創造的に問題解決を図っていく能力を習得していきます。

経営コース

経営コース

情報コース

現代は、「情報」や「知識」が経営革新への鍵となるような局面も見られる時代です。 情報通信技術の革新が、これまでになかったビジネスを生み出し、これまでの常識を覆すような ビジネスチャンスを作り出せるかもしれません。情報コースでは、次々に生み出される新たな 情報技術に積極的にかかわっていけるような人材を、理論と実践の両面から育成していきます。

情報コース

情報コース

会計コース

会計とは企業などの活動を一定のルールにもとづいて記録し、その結果を一定期間ごとに 報告するものです。近年、会計の知識の必要性はますます高まっています。会計コースは 会計学を通じて社会のしくみや出来事を把握する能力を養うとともに、本学卒業後に社会人 として活動する際に必要な会計の知識の習得を目標としています。会計コースでは上記の 目標を達成するために、会計の諸制度の内容と、その諸制度の背後にある考え方 (会計理論など)を中心に学習していきます。

経営コース

会計コース